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【Vol.1】Story behind ayame / Writing: Producer Mai

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【Vol.1】Story behind ayame  /  Writing: Producer Mai

ジェンダー問題と環境問題。その2つの問題に注目することから生まれたayame

ビジネスシーンでジェンダーギャップを感じることは何度もありました。トレンドディレクションやデザインの話をしているときはこちらの話に耳を傾けてくれるのに、契約スキームの話になったとたん、女性は口出しするなというような態度を取られたり。接待の席では、「女の子は隣に座ってお酒を注いで、彼氏のことを聞かれたら、居たとしても『いません』というのがマナーだよ」と言われたこともあります。
 
なんなの?男とか、女とか。そうじゃなくて、一個人として、それぞれが得意なフィールドで活躍する社会になってほしい。長年のそんな想いと、様々な経験を起点に立ち上がったのがayameです。
 
 

サニタリーショーツのパイオニアだからこそやるべきコト

株式会社タカギは1930年から女性のインナーウェアの企画・製造・販売をしています。歴史を振り返ってみると、タカギはこの90年間、女性に向き合い、着心地の好さを追求し続けてきた創業者の想いがありました。これから創業100年に向けやるべきことは何かしら?私だからこそできることは何かしら?と自問自答。9割が女性社員である自社内の環境改善から始めました。
 
そして2018年、サニタリーショーツのパイオニアであるタカギができる社会貢献活動・HAPPPYプロジェクト(ハッピープロジェクト 3つのP(Peach, Precious and Period)を始動。奈良県私立小学校を中心に、月経に前向きに向きあってもらいたい、と講義活動を実施しています。
女性が思春期から約50年近く付き合う月経。ですがその月経を煩わしいと思う女性は約9割いるそうです。私もその一人で、10代の頃からひどい月経痛に悩まされ、一時はストレスにより月経が止まってしまった経験もあります。
それ以来女性ホルモンを理解し、うまく月経と付き合い、コントロールすることの大切さを考えるようになりました。初経の起こる小学校高学年頃に、月経の大切さを知り、月経と向き合う機会を作りたいと活動しています。
 
 

いよいよayameが誕生

そして2020年、モノづくりメーカーで発生する資材の廃棄問題と、社会人になってから沸々と感じてきたジェンダー問題を考え、SDGsプロジェクトを立ち上げました。製造の過程で発生する裁断残資材を廃棄せずにリユースしたい。そもそも使用する資材がリサイクルなど、環境を意識したものを積極的に使用したい。そして、20代の頃から感じてきたジェンダー問題にフォーカスし、女性ホルモンをキーワードにしたアイテム企画や活動をしよう。と、ayameブランドが誕生しました!!
 
 

2021年3月8日 国際女性デーにデビューします!

まずはタカギらしく。新しいスタイルのサニタリーショーツ・分離型吸水ショーツでデビューします。今後は、女性が生活しやすく、様々なシーンで活躍しやすいアンダーウェアを展開していきたいと考えています。
株式会社タカギ代表取締役/ ayameブランドプロデューサー 髙木麻衣

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